大正時代になる頃には直接外国との取引に乗り出す日本の商社が現れるようになった。商社で自動車を取り扱っていないところは無い程であった。見積書の提出も必要になったため輸入代理店は会社として信用のあるところになっていった。一方自動車のセールスマンは運転手から転進する者が多かった。しかし程なくして官公庁が自動車を求めるようになると信用が求められるようになり、エンジンの運転手は特殊技術者であり花形職業で、ほとんど手当たり次第に各種自動車が輸入されその多くがタクシー用途に使われた。価格が安くなり商社という商社があらゆる自動車を輸入するようになり、花柳界や大会社を相手に販売するセールスマンは一匹狼であり丁々発止で大金を稼いだ。
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